後悔しない働き方

働き方に悩む介護士さんへ

介護職の働き方と休日

宿泊を伴う介護施設の介護職員は、24時間体制で入居者のケアをする。よってシフト制の勤務になるわけだが、その時間帯は施設によってさまざまだ。シフト制は勤務時間が一定ではないため、自己管理がより求められる。例えば、出勤時間が今日は7時だが明日は13時というようにである。また、夜勤もあるため昼間に睡眠を取ることが必要だ。1年も続ければ慣れてくるようだが、それまでは時差ボケのような体調を経験しなければならないだろう。その解決策として、体力をつけるためにジムに通ったり、ランニングをする介護士も多い。

シフト制の働き方は一見不自由なようだが自分の都合に合わせてもらうことが可能だ。例えば参加したいイベントがあれば、その日を休日にしてもらうことができ、正社員なら有給休暇を貯めておける。また、平日を休日にすることで土日祝日の混雑を避けることができる。これは時間の節約やストレス軽減にとって大きなメリットである。一方で、毎週の土日を休日にすることは難しいが何日かはとれる場合もある。また夜勤については、それが何日も続くわけではないが週に1回から2回はある。そのためできるだけスムーズに夜勤に入れるようなシフトを組むようにしていることが多いようだ。なお施設によっては、パートであれば休日を完全に土日にすることや夜勤に入らないことが可能なところがある。

シフト制の運用は施設によってさまざまであるので注意が必要だが、プライベートの充実や時間管理の上達、体力の向上などの自己鍛錬に役立つだろう。また、こちらに『介護職でも土日休める!って本当?』というサイトを貼っておくので、今現在自分の働き方に悩んでいるという方は参考にしてみてほしい。